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浅緑 糸よりかけて 白露を 珠にもぬける 春の柳か
良岑宗貞、出家して僧正遍照の名歌にちなんで。
露を含んだ柳の芽をイメージしてみました。
早春の柳。
はかなくそして清らかなイメージです。
作者には、 はちす葉の にごりにしまぬ 心もて 何かは露を 珠とあざむく という歌もあり、
透き通った水のイメージが美しいですね。

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