猫のオーケストラ katzen musikt(カッツェン・ムジーク)

 関西の学術研究都市では、研究施設の空洞化が進んでいるらしい。企業メセナとか技術研究所は今や衰亡の瀬戸際らしい。破産に瀕している政府や自治体は財政支出の削減に血まなこ。そこではまず文化関係が対象になる。大阪府の大変軽そうな知事が打ち出したのは職員の給与の切り下げ、博物館やオーケストラの廃止。万葉の歌人山上憶良は、徴税人の過酷な取り立てに、「短きものを端切る」と嘆いたが、もともと少ない給料を更に削られ、本業以外に収入のない者の痛みをタレント知事はご存じだろうか。孔子様は「衣食足りて礼節を足り」と言ったが、衣食にも事欠く人々の多い今の世の中を何と見るだろう。
どうにも腹立たしいことが多いので、自前でオーケストラを作ろうと思い立った。人間には愛想がつきているので、全員猫のオーケストラ。13匹まで作ったところで、飽きた。ヴィオラやオーボエが足らないが、モーツァルトなら演奏できる。 

庭園コンサートへ KATZEN FLUTE QUARTETS

 


指揮者 カラヤン風

 

ヴィオラ

   

ファゴット

オーボエ

ヴァイオリン

ヴァイオリン

チェロ

 

チェロ

バセットホルン

ホルン

クラリネット

フルート