お花畑図鑑 ラナンキュラス




豪華

花びらがほどけていくのがかわいく、開ききるとスペインのスカートのように豪華。

ラナンキュラスとは、学名ラナンキュラス科(キンポウゲ科)の英語読み。ヨーロッパ東南部・小アジア・シリア・ペルシャあたりが原産地と考えられている。和名ハナキンポウゲ、またはハナキツネノボタン。フランスのルイ9世が13世紀半ばの十字軍に参加した際に持ち帰ったという伝説がある。17世紀には「自然の傑作」と呼ばれて、園芸界で流行し、18世紀にはオランダで枯葉色の花の品種が育成された。しかし栽培が難しく、19世紀には忘れられた花となった。

 

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