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薔薇の精。かのニジンスキーが初演したというバレエの小作品。
舞踏会から帰ってきた少女が椅子で眠り、服につけていった庭の薔薇の精にさそわれて一緒に踊るというたわいない筋立てだが。
男性舞踊手の試金石的意味があるらしい。
たしかに出だしのスキップみたいなところなど、優雅に踊るのはむつかしそうだ。
なんだかクネクネした振りがあるので、ヘタすると珍品になってしまう。

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