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梅雨の頃に咲くドクダミの花。
白い四弁の花びらに見えるのは実は蔀(ほう)。
黄色い花穂についているのが花である。
花言葉は白い追憶。
日陰のしめっぽいところに咲くのと、葉の異臭により、子供の頃には好きではなかった。
名前もなんだか毒がありそうで。
実際は「毒矯み」で、毒を押さえる働きをするとか。
最近はモダンなかたちの花だと思うようになった。
しかし地下茎でやたらと増えるので、花壇では容赦なく引き抜きます。
路傍にこそりと咲いているのが一番好ましい花のようだ。

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